スウェーデン人作家ヨナス・ヨナソンの『窓から逃げた100歳老人』。偶然インスタグラムで目に留まったので読んでみました。
タイトルからは認知症の老人の脱走話かと思っていましたが、全然違いました。この老人、まず面白い!生き方そのものがユニークすぎです。
ありえない珍事の連続と、テンポの速い展開で先が気になり一気読みしてしまいました。
簡単にあらすじを紹介します。
あらすじ
老人ホームの窓から脱走したもうすぐ100歳になる主人公アラン・カールソン。偶然?ギャング団の大金を奪ってしまいました(笑)。当然ギャング団や警察から追われる身となります。
ところが、なんとなくうまいこと修羅場をくぐり抜けでしまうんです。そもそもこの老人はただものじゃありませんでした。
アランは爆弾作りの専門家として世界中を渡り歩いてきた過去があったのです。そこでは歴史的な人物たちと出会いがありました。(これがまたほんと凄い人たちで笑える)
さて、アランの逃亡はこの先どうなるでしょうか?
笑える海外小説
ブラックユーモアを混ぜ込んだププっと笑える逃亡劇。出逢う登場人物もみんなどことなく普通じゃない!好き嫌いが分かれるかと思いますが、文章の表現が独特で私的には楽しめました。
そもそも老人ホームの窓から逃げたその理由が…ばかばかしい。笑える海外小説を読みたい人におすすめです。
📙『窓から逃げた100歳老人』
→Amazon →Rakuten Books